大阪万博と統合型リゾート構想

  今朝目覚めてTVをつけたところ、2025年万博が大阪で開催されるとのニュース。関係者や大阪市民が大喜びしている映像が飛び込んできた。

  予想では大阪有利とのことだったが、ロシアが力ずくで誘致を果たすのではないかと、実は期待していた。冬季オリンピックやサッカーW杯の開催などの誘致を成功させているので、「万博もロシアでは」と期待していたのだ。

  “期待していた”と言うのは万博開催に反対でしているからである。東京オリンピックも開催にも反対だった。予定以上の経費が必要になること、オリンピックという、そう言っては何だが、たかがスポーツの祭典に莫大な費用をかけて効果があるのか、はなはだ疑問を感じていた。

  そしてこの度の大阪万博開催だ。費用対効果が机上の予測通りにいくとは思えない。

 

  更に勘繰りたくなるのは、今回の大阪開催の先には「統合型リゾート構想」があるのではないかということだ。もう20年ほど前だが、ラスベガスに行ったことがある。ここのコンベンションセンターでコンピュータ関連の世界最大級の展示会が開催されていたので、それを見に行ったのだ。もちろん少額ではあるが、ホテルのカジノでも少し遊んだし、シアターでエンターテインメントも楽しんだ。

  ショッピングモールでは有名ブランドのショップが軒を並べ、別世界に足を踏み入れた感覚になったことをよく覚えている。

  フランク・シナトラの時代から、ラスベガスでワンマンショウができれば超一流との“勲章”になるそうだが、そのためには奥深いところでどのような組織が動いているのか分からないが、表面上は、夜間でもメインストリートであれば、一人で歩いていても怖さを感じなかった。

 

  果たして、このような施設を大阪に造ったとしても日本人には総合的なノウハウがあるのか。やはり、海外から組織が乗り込んでくるのでは・・・。と思えてならない。その後押しをしようとしているのが安倍政権では・・・とやはりそこに考えが行き着いてしまう。本音のところはこちらの方では・・・?