教育現場にも顧問弁護士を

  またまた、10歳の少女が父親のDVにより市に至るという悲惨な事件が発生した。少女は学校のアンケートに助けを求めた訴えを書き込んだが、アンケートには秘密を守るとの約束事が書かれていたにも関わらず、教育委員会はそのコピーを父親に渡したとの対応の悪さが露見した。

  昨年には5歳の幼女が「もう悪いことはしないから許して」と両親あてに書いたメモがあったことで、幼い子の必至な訴えが伝えられた。

  こうしている間にも、何処かでDVの被害にあっている幼い子供たちが必ずいると思われる。

  学校、児相、教育委員会や市役所全体でもう一度真剣に子供たちの安全を確認してもらいたい。

 

  そこで、考えたのだが・・・

  今回、学校や教育委員会は、父親の威圧感に押され、恐怖心を持つまでに至ったとのことで、アンケートのコピーを渡してしまったとのこと。

  昨今モンスターペアレントの存在が問題になっており、飲食店などにも悪質なクレーマーが来店してくる。毅然とした態度で・・・とよく言うが、そう簡単にいはいかない。「店長を出せ!「上司を出せ」と言われても、できるだけその場で丸く収めようとの応対になってしまう。

  相手が、木刀やナイフでも持って脅してくれば、躊躇なく警察に知らせることもできるのだろうが、そうでないとなかなか難しい。残念なことに逃げ回る上司もいたりする。「お前が何とかせい」と。

 

  なぜ、このような対応に苦労するか?それは、「訴えてやる」「賠償を求める」といわれると、後の面倒くささが頭をよぎり、ついついこの場で収めようとする心理が働いてしまうからではないだろうか。

 

  そこで、行政、学校なども、企業のように顧問弁護士と顧問契約し、いじめ、DVなどの教育問題解決に役立てたらどうか?1校ごとでは効率的ではないため、行政単位で対応するなど。そのようにすれば、担当者もおどおどせずに対応できるのではないか。

  20代の頃、窓口を数年担当した経験をい思い出してみた。

 心強いバックがあれば、今回の事件も防げたのではないか?

アジア杯決勝カタール戦 の敗因を考える

 いやー、カタールは強かった。パススピード、パスワーク、思い切りの良いシュート全てにおいて日本を上回っていた。2022年W杯自国開催に向け着々と準備を進めている様子が伺えた。

 

 準決勝でイランを撃破した日本がなぜいとも簡単に撃沈されたのか考えてみる。

 

〇まず第一に、イラン戦で見せたような流れの良いパスワークが鳴りを潜めていた

 ワンタッチでのパス回しがなく流れるような攻撃とはなっていなかった。

 

〇次に、何と言っても権田のセービングの悪さ

 1点目の当たり損ねのオーバーヘッドに対し、反応が遅れた最悪の失点で、日本の焦りが生じたように見えた。以前から(このブログでも)権田は外すべきとの思いを書いていたが、まさにカタール戦では思いが一層強くなった。PKに対しても、入れられても仕方がないが、「何か止めてくれそう」との雰囲気が権田には微塵も感じられない。

 

吉田麻也の、失点につながる、いつものファウル

 今回はハンドであるが、最終ラインに求められることには、キチッと対応してもらいたい。いつも危険なファウルでゴール前のFKやPKを献上する最悪CBである。仏リーグへ移籍した昌子が早く代表に復帰することを願う。

 

〇工夫の無いコーナーキックやゴール前のFK

 特に後半はコーナーキックを多く得られたが、なんの工夫もなく柴崎はゴール前に放り込むだけ。セットプレーの下手さが如実に表れていた。それから、ゴール左右45度の地点のFKをズドンと直接狙う積極性がない。本田であったなら、少し遠くても必ずまずは直接ゴールを考え狙ったであろうに。大いなる今後の課題。

 

 森保監督は、選手の自主性を重んじたり、コミュニケーションを上手く取るなどと伝わり、「上司」としては適任であろうが、選手選出の目は果たしてどうだろうかと一層強く思わされたゲームであった。

無事生還!

 一昨日から二泊三日で検査入院し、本日生還。狭心症の疑いだったが、その心配はないとのことだった。・・・が、心電図の異常はまだあるのでさらに原因を究明しようと、他の高度な検査を受けることになった。医師は日常は普通に活動して良いし、軽くならジムでの筋トレなどをやっても影響がないとのことで、まあ一安心しているが・・・。

 心臓のことなので、突然に何かあると怖いので、この際、徹底的に検査することは、かえって良いのではないかな。

 先に本ブログにも書いたが、寿命が5年は延びたと思っている。

 

 さて、今夜はサッカーアジア杯の決勝戦、対カタール戦。家でのんびり観られるが、選手には頑張ってもらってスカッと気持ちよく勝ってもらおうじゃないか。

イラン戦はスッキリ!

 アジア杯準決勝のイラン戦は3-0のスコアが示すとおり、久しぶりにすっきりとした勝ち方だった。この調子だと決勝戦カタールと当たろうが、UAEと当たろうが、優勝する確率は大いに高まっただろうと思わされた。

 

 まず攻撃.大迫をTOPにし、下から堂安、南野の個人技で崩す形ができていた。無駄な横パス、バックパスが少なくワンタッチで味方にフィードする速さを持ったパスで切り崩していた。大迫が、ボールを保持し、堂安、南野と連携し素早く相手PKエリアに運ぶ戦術は上手く機能していた。

 南野は個人技もさることながら、倒されても諦めず、すぐに起き上がってドンピシャのクロスを大迫にフィードし、1点をもぎ取ったプレーは見事であった。見た目よりファイターだなと思わされるプレーだった。

 3点目の見事なゴールを打った原口の技術も素晴らしかったが、アディショナルタイムの中でゲットしたことを称賛したい。ただ単に逃げ切るのではなく1点もぎ取ろうとする戦い方は観ている方はスリルがあって面白い。まあ、時と場合にもよるのだが・・・。

 

 DF陣では冨安が危機を救い、奮闘していたのには頼もしく感じた。まだ20才。海外での戦いは、今後一回りも二回りも成長させてくれるだろう。

これからは、森保監督には若手を思い切って登用し、大試合にも物おじせずに戦える選手・チームを育ててもらいたい。

大坂なおみのように・・・。

辺野古埋め立てに反対する芸能人の発言

  先にこのブログにも書いたイギリスのロックバンドクイーンのメインボーカリストの半生を描いた映画「ボヘミアン・ラプソディ」がゴールデングローブ賞の作品賞と主演男優賞を受賞した。日本での興行収入は100円を超え、国内外で大ヒットになっている。この映画では小生が大好きなギタリスト、ブライアン・メイもそっくりに創られておりなんと懐かしいことか。

 

  さてそのブライアン・メイだが、少し前の情報では沖縄辺野古の埋め立てに反対するホワイトハウス向けサイトに「緊急!緊急!」と呼びかけ、署名し、参加を促すよう投稿したとのこと。ちなみにクイーンは、日本で売れたことをキッカケとして世界へと繋がっていったと云えるほどの親日家であるので黙って見ていられなかったのだろう。

 

  この署名活動は、ハワイの作曲家が立ち上げ、日本のタレント、ローラが、「綺麗な海を守ろう」とのメッセージを発信し呼びかけ賛否両論を巻き起こした。案の定「芸能人はそんなことすべきではない」などとたかれてもいるらしい。

 

  欧米の芸能人は、レディー・ガガ、(そうそう「レディー・ガガ」の芸名はクイーンのヒット曲「レディオ ガガ」から摂ったものだが・・・)余計な話だったが、テイラー・スウィフトが去年の中間選挙時に民主党候補支持を表明したのは記憶に新しい。そのほかにも日ごろからブルース・スプリングスティーンなど積極的に政治的な発言をするアーティスト、俳優は多い。

  アメリカでは何もテレビでの活動に限らずライブで、俳優は映画で十分に活動の場を得られているからだろう。日本ではテレビで干されると活動の場を失うからか、なかなか難しい。

 

  辺野古問題は、簡単には答えがないものだ。普天間の危険性をどうするか、沖縄の基地をどうするかなど一般人にはなかなか判断がし難い問題である。だから安易に発言するのはおかしいと口封じするのはNetの持ついやな雰囲気を感じてしまう。

 

  ちなみに辺野古埋め立て反対の署名には坂本龍一も参加したとのこと。最近亡くなった女優の市原悦子は戦争の記憶を後世に語り継ぐことをライフワークとしており、安倍政権にも批判の目を向けていたとのことである。吉永小百合木内みどり原発反対などの政治ネタをテレビで披露して干されている芸人もいることはいるのだが。

  著名人が発信することには大きな意味があると思う。もっともっと色々な考えを発信してもらいたいものだ。

  逆にローラを批判している著名人には、高須クリニックの理事長の高須克也氏がいる。

ベトナム戦で選手選考から考えさせられた

 ベトナムの統率のとれた戦い方には驚かされた。日本の勝利はヒヤヒヤもので、堂安のPKでやっと勝てた感じ。ベトナムのチームにもう少し高さとフィジカルの強さが備われば日本は簡単にやられていたかも知れない。発展途上のチームには怖さを感じる。

 それにしても日本は進歩無しなのにはガッカリさせられる。何回かこのブログにも書いたが、大迫に代わりスタメンを組んだ北川は、相変わらず何もできずじまい。周囲とうまく融合しない。代わって大迫が入ってからは、堂安、南野との連携がうまく取れほんの少しワクワク感が出てきたものだ。

 CBの吉田のGKへ危険極まりないバックパスはピンチを招いていた。吉田不要。

 良いところを見ようと思うのだが、どうもイライラ感が先に立って愚痴になってしまう。

 

 こうなると森保監督の選手選考にも大いに疑問が生じてくる。この程度の能力なら「俺だったらもっとできる」と思っているJリーガーも結構いるだろうに?若手のモチベーションを低下させないためにも、カタールW杯まで3年半あるのだから、今後はしばらくメンバーを固定しないで色々な選手を使ってもらいたい。ベルギー1部リーグで11試合10得点している鎌田大地という選手もいるとのこと。

 

 余談だが、ベトナムチームは、あのフィリップ・トルシエ氏をアカデミーのスタッフに加え強化を図っているとのこと。同氏は日本協会には嫌われているようだが、小生は当時から高く評価していた。いや本当。

日本代表はヘディングが下手 ~サウジ戦から~

 サウジ戦は冨安のコーナーキックからの見事なヘディング一発で勝利した。

 サウジに3/4ほどボールを支配されたが、辛うじて勝利だった。サウジのサッカーは中東サッカーの「縦1本」というイメージを払拭させた戦いぶりであった。今までは横パス、バックパスを多用するイライラサッカーではあるが、逆に日本が高い支配率を保持していたのだか。相手に支配されているならば、スピードでもって、相手ゴールに迫ればいいのにこの戦いではそれもなかった。

 決勝点、といっても1点のみ。冨安のヘッドだけでは寒~い。

このゲームの冨安の決勝ヘッドと予選リーグ最終戦ウズベキスタン戦の武藤のヘディングシュートは見事であったが、日本代表のヘディングは上手くはないと改めて感じた。パスに繋がれば攻めの形がもっと作れたのに。

 

 海外の選手のヘディングは弓をしならせボールを頭に当てる時に身体を前に「く」の字型にしながら、ボールを「打つ」というイメージだ。日本選手は、丸太を縦にジャンプさせボールを頭に「当てる」というようなヘディングをする。

 そのためゴール前でのヘディングをふかせてしまったりする。DFの選手も、相手の攻めに対し、ただ競るだけでパスとしてのつなぎができない。ただクリアするのみ。

 身体の柔らかさが海外の選手は勝っているのだろうか?「もっとヘディングの練習をせい」と言いたい。

 サッカーの選手も、子供の時から、大きな野球のフライを取る練習をしたらどうか?野球嫌いの小生でさえそー思ってしまう。