イラン戦はスッキリ!

 アジア杯準決勝のイラン戦は3-0のスコアが示すとおり、久しぶりにすっきりとした勝ち方だった。この調子だと決勝戦カタールと当たろうが、UAEと当たろうが、優勝する確率は大いに高まっただろうと思わされた。

 

 まず攻撃.大迫をTOPにし、下から堂安、南野の個人技で崩す形ができていた。無駄な横パス、バックパスが少なくワンタッチで味方にフィードする速さを持ったパスで切り崩していた。大迫が、ボールを保持し、堂安、南野と連携し素早く相手PKエリアに運ぶ戦術は上手く機能していた。

 南野は個人技もさることながら、倒されても諦めず、すぐに起き上がってドンピシャのクロスを大迫にフィードし、1点をもぎ取ったプレーは見事であった。見た目よりファイターだなと思わされるプレーだった。

 3点目の見事なゴールを打った原口の技術も素晴らしかったが、アディショナルタイムの中でゲットしたことを称賛したい。ただ単に逃げ切るのではなく1点もぎ取ろうとする戦い方は観ている方はスリルがあって面白い。まあ、時と場合にもよるのだが・・・。

 

 DF陣では冨安が危機を救い、奮闘していたのには頼もしく感じた。まだ20才。海外での戦いは、今後一回りも二回りも成長させてくれるだろう。

これからは、森保監督には若手を思い切って登用し、大試合にも物おじせずに戦える選手・チームを育ててもらいたい。

大坂なおみのように・・・。