ブルックスブラザーズ展

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  ファッションの話をしよう。

  高度成長期の1970年代、我々“団塊”は20才代の中で生き抜いて来た。その時代は生活に多少の余裕もでき、ゴルフ、スキーなどのレジャーや音楽などを楽しむようにもなってきた時代だ。小さな車も買えるようになったのだ。

 ファッションに関しても、人気のブランドがデパートの売り場で目立つようになった頃で、小生も気の利いたブランドに興味を引かれこだわりを持つようになっていったものだった。

 

 今でこそ、サラリーマンでもTシャツ、ジーンズが許される時代になってきたが、当時は「真夏でもスーツでビシッと」が定番であった。そんな中で「スーツは○○」と、こだわりを持ちながら、薄給の中で可能な限りファッションを楽しんだものである。

こだわりのブランドに「ブルックスブラザーズ」、「Jプレス」、「ラルフローレン」があり、今でも愛着を持っている。共通点はいずれも流行に左右されないアメリカントラッドを基本としているという点である。

 実は、小生には「ブルックスブラザーズ」のサイズが合わなかったので(同じサイズでもメーカーによって若干フィット感が異なるので)、スーツは、「Jプレス」を着用していたのだが・・・。

 

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 今、その中の代表ブランド、『ブルクスブラザーズ展 -アメリカンスタイルの200年、革新の2世紀』と称した展示会が開催されている。暇だし、天気も良かったので、外に出てみようと思い、今日見に行ってきた。「Jプレス」、「ラルフローレン」と比べても「ブルックスブラザーズ」は1世紀古く、何でも1800年初期にニューヨークで操業されたとのことで200年の歴史があるらしい。

 リンカーンや、明治時代の外交官小村寿太郎なども着用していたとのことであり、当時のモーニングや100年ほど前の街並みなどの写真が展示されていた。

 当時の、古き良き時代を感じさえられる落ち着いた雰囲気の良い展示会であった。

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 小生も出不精になり、家に籠ることが多くなったので、このような催し、映画、ライブなど、こまめに外に出て街の空気でも吸って来ようと、今日改めて思った次第である。

 次は今上映している『エリック・クラプトン 12小節の人生』でも観に行こうっと。