新駅開業を起爆剤に

  山手線の新駅が2020年に開業する。昨日、その駅名が発表された。「高輪ゲートウェイ駅」と決まったとのこと。

 駅名にカタカナが使われるのは初めてとのことで、また、英語名が付くのも初めてらし。

 まあ、今後ますますのグローバル化が進む中では、英語名、カタカナ表記もありかなと思うが。賛否両論あることも想定されていたことだ。

 

 駅名や行政の併合などの際には、その地域の名をつけると、他の隣接する関係者からは「何故、うちの市の名称を付けないのか」といった意見がよせられるそうである。

 このたびの新駅名称は、この駅から、品川や芝浦への起点となり、周辺を発展させたいとの思いから付けたとのこと。

 

 30年ほど前、インターネットが世に出始めた頃、臨海副都心(お台場地域)の開発に携わっていたことがあるが、開発コンセプトは、情報通信を活用し、臨海副都心から、世界に向けた情報の受発信、”ゲートウェイ”というものだった。今では、お台場として、ショップや少しばかりのアミューズメント施設があるだけという、当時のコンセプトとは異なる地域となってしまった。

新駅周辺も、 “絵に描いた餅”にならないよう、開業を起爆剤として益々の発展を望む次第である。