がんの早期発見の実用化を早く

 今日、国立がんセンターで、食道がんの定期的な検査を受診してきた。6年前に手術をした後の半年ごとに行っている検診だ。

 幸い綺麗な食道に戻っており、再発の心配はないとのことでホットしている。6年経過し、しかも転移性のがんではなかったので一応“0”クリアだとのことである。しかし、半年ごとの検診はこれからも続けていくことであるが、まあ安心料だと思えば苦にならない。

 

 小生の場合には、名医に恵まれ、内視鏡手術で済んだが、行う病院にあっては外科手術としての手法がとられてもおかしくないほどの微妙な症状であった。その医師に出会えたのは運が良かったということか。

残念ながら、その医師は3年ほど前に亡くなられた。あまりに忙しかったとのことで、「入れ替わりに命が救われた」との思いがしてなんとも残念でならない。まだ50才代前半のバリバリの方であった。

 

 今日の新聞にも掲載されていたが、すい臓がんなどの見つけにくいがんを血液や尿で早期発見できるようになるとのことだが、そのほかにも線虫を使った発見など早期に発見できるツールに関する情報は時々が流れてくる。早く実用化してもらいたい。

 健康診断でこれらが簡単に発見できれば、本人の負担も軽減され、ひいては国の財政の軽減にも寄与するだろう。