Immigrant Song(移民の歌)

 トランプ大統領が移民排斥のための壁を作ろうとしているが、その予算が認められず政府機関が機能停止という事態に陥っているとのこと。これが市場に大きな不安をもたらし、世界同時株安を起こしているらしい。アメリカ自体が移民で成り立っており、トランプ自身も、祖父がドイツからの移民という移民の子孫であるにも関わらず・・・

 

 話は変わって、先のブログにも書いたが、イギリスのロック歌手、フレディ・マーキュリーの半生を描いた映画「ボヘミアン ラプソディ」が相変わらず人気が高く、最近のデータでは「ジュラシックワールド」に次ぎ、興行収入2位だそうだ。

 これを機に、60年後半から80年代のロックミュージックにもう一度光が当たれば嬉しいことだが。この時代の楽曲には名曲がそろっている。

 

 そういえば、「ボヘミアン・・・」のフレディもインドからの移民の子だ。

 そうそう、70年代のロックにもレッド・ツェッペリンの「Immigrant Song(移民の歌)」という名曲があった。歌詞の内容からすると、中米からではなく北欧から西の大陸を目指す、つまりアメリカ大陸を目指すバイキングの子孫を謳った楽曲だった。戦い、やがて「すべてを失ったとしても平和と信頼が生きる道」といった歌詞だと記憶している。

 

 移民問題とロックミュージック。無理矢理繋げた話だが。

 

 アメリカは、現在でも色々な国をルーツに持つ人々によって繁栄がもたらされているはずなのに。特にIT企業などを見るとまさにこのことを物語っている。トランプは早く自覚してほしいものだ。無理かな、意見の合わない側近を次々にクビにしているのだから。