桜田大臣の更迭を早く

 大臣の資質が問われている一人、桜田大臣。オリパラ大臣として、コンセプトや経費に関する野党からの質疑にしどろもどろの答弁を繰り返す様子が伝えられ、担当大臣として大いに不安を掻き立てられている。

 ところが、最近はサイバーセキュリティ担当大臣としての資質も問われるようになり、退任は時間の問題と思われ始めた。そういえば、サイバーセキュリティ担当大臣も兼務していたのだと改めて知ることとなったのだが・・・。

 

 パソコンを使ったことが無いということやUSBメモリの何たるかも分かっていないままでは、日本のセキュリティ対策は大丈夫かと国内外に大いに不安を与えることとなる。セキュリティに関する会議や打ち合わせ、担当役人からのレクチュアなどの折には、何が問題なのか、何を議論しているのかといった会議等の内容を全く理解できていないでいるのではないか。大臣が聞いた振り、資料を読んでいる振りをしている様子が想像できてしまう。

 

 それよりも何よりも、この大臣の資質がフィナンシャルタイムズとかニューヨークタイムズといった海外のメディアでも取り上げられ、面白可笑しく伝えられていることが心配になってくる。

 日本のサイバーセキュリティは甘いと以前から言われていたようだが、そのトップの担当大臣がこうでは、サイバー犯罪集団が、「よし、日本を突破口にセキュリティを打ち破ってやろう。世界を混乱させてやろう」とすでに考え行動しているのではないか。

 

 実害の無いうちに、桜田大臣には退任してもらうか、相変わらずポストにしがみつくのであれば、安倍総理には早く更迭してくれることを願う。