昨日のウルグアイ戦のサッカー日本代表のこと

   昨夜のウルグアイ戦は、スッキリ感とイライラ感がミックスした典型的なゲーム内容であった。

   

 まずはスッキリ感。

   言うまでもなく、堂安、南野、中島の次回W杯の中心となるであろう選手の予想以上の活躍。今までにないドリブルの仕掛け、思い切ったシュートと、ランク5位の相手にも物おじしない戦い方はロシアW杯組も色あせる攻撃的な内容であった。

 

   イライラ感。

   こちらも、明白である。DFの弱さ。センターBK吉田の相変わらず不用意なゴール付近でのファウル。同じくセンターBK三浦弦太カバーニへ出したパスのような不用意なバックパス。吉田にしても三浦にしても集中力の欠如はDFとしては致命的である。

   森安監督には現時点からDFのコンセプトを見直し、メンバーを入れ替えるなど、ガチッとしたDFラインを構築してもらいたい。

 

   他に気になったことは、左サイドバックの、今までは不動であった、長友の存在である。この点でも、次世代組との融合度合いを考えると、さすがの長友も、判断の遅れがあるのではないか?と思わされた。中島、南野がスピードをもって上がって行っても、長友からの素早いパス供給がない。横パス、バックパスなどを繰り出し、前線とのタイミングが取れていなかったように思える。このように、私の目には映ったのだが・・・?

   ボランチはやはり、青山で行ってほしかった。柴崎のパスは緩く、カットされてしまうのではないかとハラハラ感が募ってしまった。前線の攻撃的な仕掛けには、日韓大会代表の中田ヒデのパス、「オレのパスに追いついてみろ!」との思いを込めたような大胆で、スピードを持ったパスが欲しかった。

 

  細かいことを言えばまだ他にもあるのだが、ウルグアイ戦では全体感としては思った以上の活躍に満足度はかなり上がったのも事実であった。